経済学

ミクロ経済学

所得効果と代替効果②~スルツキー分解~

今回は、所得効果と代替効果をどのように測るかを説明していきます。所得効果と代替効果を分割して測る代表的な方法には、スルツキー分解というものがあります。このスルツキー分解とはいったいどのような手法なのでしょうか。慣れるまでは少し厄介か...
ミクロ経済学

所得消費曲線とエンゲル曲線

所得効果と代替効果の記事では、上級財や下級財はどういう財であるかについて学びました。 しかし、上級財は常に上級財で在り続け、下級財は常に下級財で在り続ける、というわけではありません。状況によって上級財から下級財へ、下級財から上...
ミクロ経済学

需要曲線(マーシャルの需要曲線)と補償需要曲線(ヒックスの需要曲線)

今回は需要曲線と補償需要曲線について論じます。 ただし、このテーマを理解するには上級財や下級財の概念を理解しておく必要があるので、知識が曖昧な人は『所得効果と代替効果①~上級財(正常財)、下級財(劣等財)、ギッフェン財の分析』(別窓)...
マクロ経済学

相対所得仮説~ラチェット効果とデモンストレーション効果~

相対所得仮説 相対所得仮説とは、デューゼンベリーが唱えた消費に関する仮説で、現在の消費Cは時間や空間に左右されるというものです。時間の影響を受けて表れる効果をラチェット効果、空間の影響を受けて表れる効果をデモンストレーション効果と呼び...
経済

農工間不均等発展

農工間不均等発展とは、簡単に言うと農業と工業の経済格差のことを指します。具体的な定義については下部に記します。まずは、需要面と供給面から見て格差が生じる原因を説明します。 ・農工間不均等発展の需要面 1.農産物は、需要の所得弾力性...
マクロ経済学

ライフサイクル仮説~計算問題~

参考記事→ライフサイクル仮説 (問)Aは現在40歳で、毎年500万円の収入があり、60歳まで働く予定である。また、現時点で1000万の貯蓄がある。Aの寿命は80歳であり、今後20年間は同額の所得を得て、その後は所得が無...
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