ここでは私が実際に使用したものや編入に成功した友人の利用していた参考書、インターネットでも有力であると見なされている問題集を紹介しようと思います。
当然ではありますが、受験に成功するために最も大切なのは、優良な参考書・問題集を選出することです。どんなに意欲を持って勉強に取り組んでも、使用している本の程度が低ければ成功に繋がる可能性は極めて小さくなってしまいます。逆に言うと、よい参考書を使えば、短期間での合格を狙うことが出来ます。
しかし、短期間に絞って勉強をすることは非常に危険です。なぜなら、編入試験も一般の試験と同様に、長い時間をかけて対策してくる受験生の方が優位に立てるからです。至極当然のことを申し上げていますが、編入試験の受験生はこの部分の認識が欠けている方が一定数存在すると思います。
私自身、編入を決心するのが遅れてしまい、非常に苦労して勉強をしました。私は編入試験のおよそ2ヶ月前に決起したため、9月にはバイトやサークルは全て辞め、授業も全て休み毎日家にこもってひたすら勉強していました。笑 このブログを閲覧して下さっている方々には決して同じ轍を踏んで欲しくありません。
編入をしようという意思が現段階で少しでもあるのであれば、その意思決定を後へとずらそうとせず、その判断を最も優先するべきです。
それでは、参考書・問題集の紹介に入ります。
*参考書・問題集の画像をクリックすると、別窓でアマゾンの商品ページに飛ぶようにしていますが、個人的にアマゾンがおすすめなだけですので、楽天やBOOKOFFなど別の媒体で買いたい場合はぜひ参考にしていただければ良いと思います(^^)/
もちろん、一般の受験と同様に人生の分岐点となるので、参考書の購入に対して絶対に妥協してはなりません。
目次
経済学
経済学を学んだ経験がない方は、『らくらくマクロ経済学入門』、『らくらくミクロ経済学入門 』、『らくらくミクロ・マクロ経済学入門 計算問題編』から着手すればよいと思います。
これらで基礎を固めた後、以下の参考書をやればよいでしょう。 ただし、スーパー過去問ゼミについては、編入試験の範囲とは必ずしも適合せず、「贅肉」の部分が多いです。計算問題や経済学のより深い理解には相応しい参考書ですが、どの問題を解くべきか取捨選択が求められます。個人的には気に入っていたので、3回~4回ほど繰り返し解きました。
数学
キャンパスゼミシリーズ、やさしく学べるシリーズを一通りやれば十分だと思います。数学が苦手だと感じる方は早めに取り掛かり、合格平均点程度を確実に取れるように計画を立てる必要があります。
英語
まずは英文読解についてです。最初に手を付けるべきなのが、西きょうじ先生の『英文読解入門基本はここだ』、『ポレポレ英文読解プロセス50』です。重要な構文が簡潔にまとめられているだけでなく、非常にわかりやすく説明されています。
次に、『構造分析で解く社会科学系大学編入・大学院への英語』に取り組めば良いでしょう。分量もそこそこあり、幅広い知識を得られることや英文読解に慣れることが期待されます。
英作文の対策には、竹岡先生の『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』がお勧めです。